高麗紅参の薬効を得るための「正しい飲み方」

高麗紅参の効果をより高めるためには、紅参の効果・効能を十分に理解したうえで、自分
の体質や症状に合った「飲み方」をすることが重要です。そのためには、自分の健康状
態を正確に把握しておくことです。
自分の病気や体質について、医師の診断を踏まえてよく理解してから飲用しましょう。

最初は慎重に少量からはじめる

初めて高麗紅参を服用する時は少量から始めて、体調を見ながら量を増やしていきます。
飲む量の調節は、体調と相談しながら増減するのがいいでしょう。
一般的に自分に合った必要量を2~3週間飲み続ければ、ある程度効果が期待できます。
目安としては、最初は無理のない量を1週間から2週間飲んだ後に、徐々に量を増やし、1 ヶ月後にさらに増やして、体の変化を見るというのがいいようです。
ただし、数多くの体験談から、効果を得るには、その人それぞれに合った必要量があることがわかっています。
量が少ないと必要量に満たないこともありますので、飲み始めて1ヶ月以上経っても、思うような効果が感じられない場合は、そもそもの量が少ない可能性があります。その場合は、徐々にではなく思い切った増量も必要でしょう。
高麗紅参の必要量については、その人の体質、体調、生活環境などで個人差があります。自分の気になる症状の変化に気がつき、少しずつ効果が出ていると感じられれば、その服用量を目安にして、微調整しながら、より自分に合った用法、用量を見つけ出していきます。
なかなか変化が感じられない場合、自分に合った用量を見つけ出す1つの方法として便の状態を観察してみましょう。
最初に変化が感じられるのは多くの場合、胃腸系統の変化で、便が少し軟らかくなります。決して下痢便ではなく、さわやかな軟便です。このやや軟便になった時の服用量を自分に合った必要量とし、しばらくその用量で飲み続け、気になる症状を観察していく方法です。しばらくその量を飲み続け、頭打ちになったと感じたら用量を少し増やしていくと最適な量を見つけやすいでしょう。
ただし、多く飲めばそれだけ余計に効くというわけでもないので経済面から考えても最小必要量を知ることが大事です。
たとえ実感が得られなかったとしても体内数億が改善している場合がありますから、できるだけこまめに病院などで血液や尿の各数値を観察されることをお勧めします。

規則的に報気よく飲み続ける

漢方薬は、「芍薬」と「補薬」に大きく分類されます。「芍薬」は、外部から体の中に入り込んだ邪気や、体内でできてしまった毒素を取り去る働きをします。
これに対し人参やオウギ、地黄など、生体に不足したエネルギーを補う働きをする漢方薬を「補薬」と呼び、高麗紅参はこの「補薬」に分類されます。
そもそも漢方薬は気になる症状を体質改善して治すものですから、新薬のような即効性は期待できません。効果が出るまでは規則正しく服用し続けることが大事なのです。
慢性病の改善には、少なくとも慢性病を患っていた期間の10分の1以上の期間は飲み続ける根気が必要です。なお、1日に飲む回数ですが、絶対量が同じなら、1回で飲もうが、それを二分して2回で飲んでも3 回にしても効果に差がないと言われています。

空腹時に飲む

一般的に漢方薬は空腹時に十分な水分とともに飲むことが大事とされています。これ
は胃が空腹状態の時に飲むと吸収が早く、胃に残った食べ物の影響でバランスを崩すことが少なくなるからと考えられているためです。
特に、高麗人参の主成分であるサポニンは、腸内細菌により代謝されて代謝産物が出てきます。その代謝産物は腸管からの吸収性に優れ、また高い薬効があることがわかっています。空腹時には腸内細菌が人参サポニンからの代謝産物を多く作ってくれるので、高麗人参は空腹時に飲むほうが良いのです。
ただ、胃の弱い人の場合は、食後に飲むほうが良い場合もあります。どのような体質の人も、自分の体の状態を見ながら、食前・食後のどちらが自分の体に負担がないかを見極めることが大事です。
基本的には、食事の30分~1時間前に飲むか、食事の1時間後くらいに飲むと良いようです。また、高血圧の方は、一般に血圧が高い朝より、夜飲むほうが良いでしょう。

さらに薬効を高めるための基礎知識

高麗紅参の効果の表れ方には個人差がありますが、いくら量を多く飲んでも効果を感じな
いという人は、悪い生活習慣をまったく変えていないことに原因がある場合があります。特に食生活の乱れは腸内環境を大きく損ないます。
腸内環境を整えるには、味噌や醤油、漬物、梅干し、納豆といった植物性発酵食品を多く摂ることをお勧めします。
体調が悪い時は、食べやすいものばかりを食べがちですが、意識して、植物性発酵食品を摂り入れるよう心がけてみましょう。体調が良くなってきたら、食事のバランスを考える気力がわいてきて、自然と健康的な食生活に変わつたという人も多いようです。紅参とバランスのいい食事で、もっと元気になれるはずです。

メンケン反応

メンケン反応は漢字では「瞑眩反応」と書きます。メンケン反応については様々なところで紹介されれますが、メンケン反応の考え方については、漢方薬を服用中に一見好ましくない反応が現れても、それが病気回復の表程であり、結果的に治癒する場合がしばしばあります。
この場合は薬を用いて起こった副作用と区別して特にメンケンと呼んでいます。このメンケン反応は本人は気づかないごく軽いものから時には重篤な症状を示すものまであります。
この反応は事前に予期することができません。しかも必ず起きるとは限らず、起きたとしてもそれぞれ体の状態に応じて異なった反応として現れます。一般的にはメンケン反応は症状に薬が適中した証拠として現れる反応です。
具体的には

  • 弛緩反応…だるい、眠いなどの倦怠感として感じられます。
  • 過敏反応…便秘、下痢、発汗、腫れ、痛みなどとなって現れます。
  • 排泄反応…湿疹、かゆみ、目やに、吹き出物、大量の便などで体内の老廃物、有害物質が排泄される症状です。
  • 回復反応…胃痛、腹痛、吐き気、発熱、動惇などとなって現れます。

このような反応が出たら、まず量を減らすか、場合により一時服用を中止して様子を見ることが大事です。たとえば、高麗紅参を飲み始めて小さい赤い斑点がぽつぽつでき、かゆみもある場合や、紅参を飲んだら身体がカッカとほてる場合は、いずれも高麗紅参が効きすぎているので量を減らす工夫が必要です。
一般に漢方薬が症状にまったく不向きであった場合、時として症状の悪化や予期せぬ反応に出会うことがありますが、これは副作用というより「警告反応」というべきでメンケン反応と混同することは危険です。
しかし紅参に関しては悪い「警告反応」は知られていません。つまり、効かない人や合わない人が高麗紅参を飲んでも無駄になるというだけで悪化するという事態は起きません。このことは紅参が広く普及した理由の一つかもしれません。
紅参を同じように飲んでいても、メンケン反応が出る人と出ない人がいるのはなぜか。なぜ反応を予知することができないのか、一見、副作用のように思われるのになぜ病気の回復につながるのかは、残念ながら未だ解明されていません。季節の変わり目には風が吹いたり、雷が鳴ったりすることがよくあります。メンケン反応はこのような季節の変わり目とよく似たところがあります。

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